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- お風呂にピンクカビが生えてしまった原因を知りたい…
- お風呂のピンクカビを簡単に落とす方法を知りたい…
- お風呂のピンクカビ が落ちない場合の対処法を知りたい…
お風呂の掃除を怠ってしまうと、ピンクカビが発生します。しかし、放置してしまうと見た目が悪いどころか、害を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。
この記事では、お風呂にピンクカビが発生する原因と効果的な落とし方を解説します。方法さえ知っていれば、ピンクカビを簡単に落とせるので参考にしてください。
ピンクカビないピカピカのお風呂で、快適に過ごしましょう。
お風呂のピンクカビが発生する原因
ピンクカビの正体や発生する原因を知れば、対策がわかります。また、人体に害を及ぼす可能性があるため、放っておくことはできません。
まずは、ピンクカビについての理解を深めましょう。
ピンクカビの正体はロドトルラ
お風呂の浴槽などに付着し赤い線として色素沈着しているピンク汚れは、カビではありません。ロドトルラという酵母の一種です。
お風呂では、ロドトルラ以外にも黒カビが発生します。黒カビは、クラドスポリウムという糸状菌なのでロドトルラとは別物です。
しかし、カビではないからと入って油断してはいけません。
ロドトルラが発生する原因
ロドトルラが発生する原因は3つです。
- 室温(20〜30度)
- 高い湿度
- エサ(皮脂・石鹸カス・水垢)
ロドトルラは繁殖力が高いため、栄養が少なくても増殖します。軽く掃除した程度では、ロドトルラの発生を防げません。
発生させないためには、しっかりとした予防策が必要です。
ロドトルラが及ぼす影響
ロドトルラは、人体への害はほとんどありません。しかし、赤ちゃんや高齢者など、免疫力の弱い人には注意が必要です。
- 黒カビを繁殖させる
- 感染症の可能性がある
ロドトルラ自体に害はなくても、人体に影響を及ぼす黒カビの発生を促します。
放置するのは危険なので、必ず除去しましょう。
お風呂のピンクカビを落とす4つの方法
お風呂のピンクカビを落とす方法は簡単です。ピンク汚れは、市販の薬剤で落とせます。
具体的な4つの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 洗剤でこすり洗い
- 重曹&クエン酸でこすり洗い
- エタノールに浸けて洗い流す
- 塩素系漂白剤に浸けて洗い流す
洗剤でこすり洗い
ピンク汚れは、洗剤でこすり洗いするだけでも落とせます。黒カビのように、奥まで入り込んでいないからです。
洗剤は、市販で販売しているもので構いません。
- セスキ炭酸ソーダ
- バスマジックリン
また、スポンジでこする際には注意が必要です。
- 強くこすらない
- 使用後は必ず洗う
強くこすると傷つける原因となり、黒カビが中に入り込んで取れなくなります。また、スポンジにピンクカビが付着している可能性があるので、掃除後はよく洗いましょう。
スポンジは、小さく切って使い捨てにすると便利です。
重曹&クエン酸でこすり洗い
重曹とクエン酸でこすり洗いしても、ピンクカビを落とせます。重曹とクエン酸を混ぜると二酸化炭素が発生し、カビを浮かせられるからです。
重曹とクエン酸は、下記の割合で混ぜてください。
- 重曹:100g
- クエン酸:5g
クエン酸には除菌効果もあるので、ロドトルラの予防にも役立ちます。また、重曹とクエン酸は天然素材なので、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心です。
洗剤の代わりに重曹とクエン酸を利用する方法も、ぜひ試してください。
エタノールに浸けて洗い流す
ピンク汚れには、エタノールも効果的です。エタノールには殺菌・消毒の効果があり、ロドトルラを死滅させます。
エタノールの場合、こすり洗いする必要はありません。以下の手順で進めてください。
- キッチンペーパーでピンクカビを覆う
- 上からエタノールをかける
- 10秒程放置する
- シャワーで洗い流す
無水エタノールを使用する場合は、水で薄めた方が効果を発揮します。エタノール濃度は80%前後が最も殺菌・消毒の効果が高いからです。
また、エタノールはアルコールに似た性質を持ちます。
重曹・クエン酸と同じく、赤ちゃんやペットがいても安心です。
塩素系漂白剤に浸けて洗い流す
ピンクカビと黒カビが同時に発生している場合は、塩素系漂白剤をおすすめします。塩素系漂白剤に入っている次亜塩素酸ナトリウムは、黒カビでも強力に落とすからです。
塩素系漂白剤も、市販の商品で十分に対応できます。
- カビキラー
- キッチンハイター
- キッチンブリーチ
ピンクカビを洗剤でこすり洗いしても、完全には除去できません。しかし、塩素系漂白剤であれば完全に除去できます。
お風呂のピンクカビや黒カビが落ちない場合は、塩素系漂白剤を使用しましょう。
お風呂のピンクカビを予防する7つの方法
お風呂にピンクカビを発生させないためには、予防策が必要です。しっかりと予防しておけば、掃除の手間を減らせます。
具体的には、以下7つの方法が効果的です。
- 換気する
- 水気をきる
- 重曹を使う
- お湯をかける
- ものを減らす
- 浴槽にフタをする
- 浴室の温度を下げる
今回は、上記の中から簡単にできる予防方法を3つ紹介します。
換気する
ピンクカビの発生を防ぐためにも、換気をして湿度を下げましょう。ピンクカビの正体であるロドトルラは、湿度の高い環境を好むからです。
- 窓を開ける
- 換気扇を回す
また、換気をすれば室温を下げられます。20度以下に室温を保てば、ロドトルラが発生しにくいです。
換気は簡単な予防策なので、ぜひ実践しましょう。
お湯をかける
お風呂全体を洗い流す際、水ではなくお湯をかけるとピンクカビの予防に効果的です。水だと蒸発しにくく、ピンクカビの好む水垢が発生してしまいます。
掃除の際はもちろん、お風呂上がりなどにも、浴室全体を洗い流してください。できれば、50度以上のお湯が理想です。
浴槽にフタをする
浴槽を使用していない時は、フタをしておくだけでも予防効果があります。フタが開いていると、浴槽のお湯が蒸発して、温度・湿度が下がらないからです。
浴槽を使用していない時は換気のためにフタを開けておくと効果的ですが、まだお風呂のお湯を使う場合にはフタをするよう心がけましょう。
他の予防方法については、別記事で解説しています。
» お風呂掃除を楽にするカビの予防方法
しっかりとカビの予防をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
お風呂のピンクカビは簡単に落とせる
お風呂のピンクカビ自体に害はありませんが、放置しておくのは危険です。黒カビの発生や、感染症の可能性を促します。
この記事で紹介した方法を実践すれば、ピンクカビを落とすのは簡単です。
- 洗剤でこすり洗い
- 重曹&クエン酸でこすり洗い
- エタノールに浸けて洗い流す
- 塩素系漂白剤に浸けて洗い流す
また、ピンクカビの発生を防ぐためには予防が大切です。予防すれば、掃除する手間を省けます。
カビのないお風呂で、ぜひ快適なリラックスタイムを過ごしてください。